東九州自動車道開通記念イベントと今年の走り納め(後編) 2001年12月16日(日)
自転車趣味も度を越す?と、毎年「走り初め」と「走り納め」をしないと気がすまなくなるらしい。
今年の走り納めは、予定日に急遽サイクリングイベントがブッキングするという慌しい事になりました。
東九州自動車道の開通イベントから臼杵市近郊の峠散策へ、欲張りなサイクリストの一日をレポートします。
臼杵ICのイベント(前編を参照)会場を後にして、いったん駐車場に戻り
再び「御所峠」を目指して出発した一行。今度は、今年の走り納めに向けて再スタートを切ります。
今日の走り納めのコース。
まず臼杵市内から県道205号(臼杵坂の市線)に乗って六ヶ迫温泉の横を通って御所峠を登り
御所峠の頂上からは林道を使って再進峠を経由、九六位峠の頂上へと稜線を縦走し
九六位峠から県道21号(大分臼杵線)で臼杵市内へ降りるというルート。
推定30〜35キロの行程です。

臼杵市街を抜ける国道217号線から県道205号線への入口は、臼杵坂ノ市有料道路の入口の直ぐそば。
県道に分岐して直ぐに有料道路の下をくぐります。
この御所峠のルートは、車の往来も少なく実に走りやすいサイクリング向きの道。
峠の頂上まで、約7キロほどの緩やかな登り坂となります。

特にガンガン漕ぎ倒す訳でもなく、のんびりと、ペダルの踏み応えを味わうかのように
じっくりと静かな峠道を登っていきます。暖かな陽射しが心の糸をフワリと緩めてくれます。至福の時間。
この御所峠、臼杵市から登っていくと、いったん坂を登りきったところでトンネルに出くわします。

このトンネルを抜けて少し坂を下るともう一度登り坂に転じます。意地悪な二段構えの峠道。
その登りを登りきったところが今回足を踏み入れる林道への分岐点になっています。そこは
別府湾が一望できる眺望スポットでもあります。
ちなみにその分岐点から先、坂ノ市側へそのまま県道を行くと、ずっと下り坂になっていて
そのまま国道197号線に突き当たり、右折して佐賀関方向へ走っていくと道の駅があります。
ここの魚料理が美味いんだなコレが。

林道への分岐点で一休み。登坂ペースの違いでバラけたメンバーが全員到着するのを待ちます。
自転車乗りがたむろして話す話題は....やっぱり自転車談義? なにかと人の乗ってる自転車は気になるもので
ココまでの登りで、時折自転車を交換しながら乗り比べているメンバーも居ました。

全員揃って一息ついたところで、いよいよ林道に突入。再進峠へと挑みます。
はたしてどんな道なのか?

走り出すと、いきなり急勾配の登りに苦しめられます。 ひとしきり漕ぎ倒し、
なんとかクリアしたと思ってカーブを曲がったら、またそこに急勾配の直登! どこまで続くんだよっ!?
ここまでキツイともう笑うしかないですね。 ハ、ハンドルを握る手の力が抜ける〜っ。

ここで、6名のメンバーのうち、3名が撃沈。自転車を降りて押す羽目になりました。
ちなみに私も、シクロクロスバイクのワイドレシオを駆使すれば乗っていけなくも無かったのですが
他の2名に付き合ってのんびりと押して上がりました。たまにはこんなのも楽しかろう。 ....楽しくないか?
押し始めてみると、その先20メートルくらいで急勾配が終わっていたので、知ってれば乗っていけそうですね。

激坂な区間が終わったところから、再び自転車に跨ってペダルを漕ぎ始めます。
この先どんな道に出くわすか判らないので、無理に先行くメンバーを追う事はせずに、マイペース。
しばらく走っていくと、ちょうど陽だまりになっていた広場で先行していたメンバーが待っていました。
オマタセ。
ちなみに、御所峠から分岐してきたこの道は林道「白山若山線」で、この林道は
その先で林道「再進線」に接続しています。この再進線が、九六位峠へと繋がっている道です。

白山若山線の終点から再進線に乗り継ぐ分岐点を、左折。九六位峠へと向かいます。
この御所峠から九六位峠への縦走ルートは、最初の急勾配が終わったあとも
小刻みにキツめのアップダウンを繰り返すハードなルートでした。
あまり初心者向けではないですね。それなりに脚に自身のある中級者以上向けかな?

ようやく林道を抜けて、九六位峠の頂上へと出てきました。ヤレヤレ....
立ち止まり、標識を見ながら、ああなるほどコレがアレに繋がっていたのかと、ささやかな感動と共に復習。
この一瞬の感動に味をシメると、ヤミツキになるんですよね。
ここまで来れば、あとは九六位峠から臼杵市街へ向けて県道21号(大分臼杵線)を下るだけです。

頭の中では、このあと佐伯市に戻って焼肉で乾杯する妄想....イヤ、最初から予定してるんですが....を膨らませつつ
爽快なダウンヒルを楽しみます。でも、ちょっと寒かったですね。

下り坂が終わると、あとは末広川沿いの平坦な道を戻るだけ。
一緒に走っているメンバーの顔にものどかな笑顔が戻ります。
あるいは「えらいコースやった。」という苦笑いか?

車を停めてある小学校のグラウンドへ戻る前に、通りがかりのコンビニエンスストアで小休止。
時刻はすでに正午を回っていたので、佐伯に戻るまでの腹つなぎをしようという事になりました。
走って疲れたところにシュークリームの甘さが美味い。温かい缶コーヒーで生き返った心地がします。
さて、自転車を車に積んで佐伯市に戻り、各々車を置いて焼肉屋に再集合。
走り納めの第2部、炭火焼肉でささやかな飲み会です。小麦色のジョッキでカンパイ。
タン塩に始まり、ひとしきり食い散らかした後、最後の締めくくりの石焼ビビンバが美味かった。

いやあ、コレで今年も走り納め....かな?
(終わり)
■ サイクリストのホームページ「風の杜」 製作:八木紀彦/NewCOARA(大分コアラ&天神コアラ)会員 ■