西日本新聞製作センター見学ツアー

 西日本新聞社メディア部の女性スタッフの方がたに紛れて参加させていただいた「西日本新聞制作センターへのツアー」、新聞社さんのマイクロバスに乗って出発。気分はもうバス遠足。(お弁当食べてます・・・)

 記者の方がたが取材し、編集され、できあがった紙面が本社(天神)から光ファイバーを伝って、製作センターへ送られてきます。
 ここが製作センター。かなり広い敷地と立派な建物。

 

 製作センターに着きますと、まずは会議室へ集まりました。
 最初に新聞の作られる行程を説明とビデオで簡単に理解をしておきます。

 これが、少し前まで使われていた印刷版。重たそうです。
 現在はどう代わっているかというと・・・。

 こういったゴム版で印刷されているんですね。
 触ってみると凸凹がよくわかります。
 最近の新聞はカラーでも刷りますから、カラーが入る時は、色の3原則に従って、同じ面を4度刷るということです。

 では、館内を見学。

 これが新聞の紙。見ためは巨大なトイレットペーパーみたいですが、これ1個が880kg!毎日230〜240のロールが消費されるとのこと。
 東北は宮城、熊本から送られてきているそうです。

 1枚が10920m。富士山の3倍分。でもこれ輪転機で10分で刷り終わってしまうのだとか。
 1個のロールで200年分のトイレットペーパーになるそうです。
 以前は人の手でコロコロ転がしていたそうですが、今は機会でベルトコンベアーで運ばれるそうです。
 重いですから転がるものなだけに危険ですよね。

 これが輪転機。1997年に新型機に代わって、ずいぶん高速化・合理化されたそうです。
 見学コースはガラス越しにみることができますが、ガラス越しでもかなりの轟音で話しの声がなかなか聞こえません。

 その隣には、旧型の輪転機が止ったまま設置されています。この輪転機では、紙を手作業で挟み込んでいたのだとか。
 途中で紙が切れてしまった時には、大変な作業が生じていたそうです。
 この機会は解体されて、外国に行くのだそうです。

 さて、その輪転機にかかる前に、光ファイバーを通じて、天神の本社からネガで紙面が送られてきます。
 これがネガフィルムとして受信する機械。紙面1ページ分ごとにくみ上げられてきます。

 その隣の部屋は、黄色の蛍光灯で部屋が黄色に灯っています。
 これは、印刷しやすいようにしているのだそうです。

 さっきはガラス越しでしたが、実際に巨大な輪転機を目のあたりにしてみると、その機会の巨大さと、轟音、目にも止らぬ早さで刷り上がってゆく新聞に圧倒されます。

 ほとんどの作業を自動的に行ってくれるのだそうです。

 その側にはインクのバケツが山積みされています。
 1日に黒のインクが2500リットル、カラーのインクが500リットル消費されるそうです。

 その側にたくさんの椅子が並んでいますが、これは休憩所ではありません。
 いちはやく新聞を運びたい場合、ここに運搬する人達が並んで座って待っておく場所なのだそうです。

 号外、特報などが出た場合はそうでしょうね。

 紙面が刷られている様子。

 テレビのワイド劇場などに、よく斜めにタイトルが入って出てくるあのシーンを思い出してしまったのは私だけではなかったようです。

 刷られた新聞はベルトで巻上げられていきます。

 また、刷り損じた紙面は機械が自動的にチェックをし、はきだしてくれていました。

 そうして刷り上がった新聞は、配達される地域ごとにまとめられて排出されてきます。

 驚くべきことに、こうした大型機械を使った作業行程が行われているにもかかわらず、というよりだからこそでしょうか、各部屋で作業されている人はかなり少ないのです。

 こうしてまとめられた新聞は、トラックで運搬されてゆきます。

 朝刊、夕刊を5回に分けて運搬しているということです。

 刷り上がったばかりのできたてホヤホヤの新聞をいただきました。まだインクがかわいていないので手についてしまいます。

 さっきまで輪転機の中で回転していたのかと思うと、この新聞、親近感がわいてしまいます。

 製作センターの玄関には、昔、新聞を刷るために使っていた印字や道具が展示されています。

 メディア部長の原田さんが説明してくださっています。

 活版印刷術が発明されてから、人々はずいぶん情報に関して裕福になったわけですよね。

 そして、インターネットの登場。

 新聞とインターネット、どのように関わって私たちの生活に浸透してくるのか、とても興味ありますよね。

 そんなわけで、西日本新聞者メディア部の原田部長、佐藤さん、製作センターの方々に新聞の生まれる行程をじっくりと教えていただきました。
 皆様ありがとうございました!

 社会見学をしてしまって、久しぶりに勉強した気分です。

 西日本新聞はホームページでも九州を中心とした地域の情報を提供しています。
 ぜひチェックしてみてください。

Reported by Miho Tomonari