革新者イチロー、
インターネットは革新社会

イチローのMVP受賞はカッコイイ。単なる“成績がよかった”というよりも、日本プロ野球頂点に安住せず、新分野に挑みそこで足跡を残す。かつ、米国野球の常識を乗り越えた新タイプのMVP誕生だ、と、聞かされれば彼はまさに革新者だ、と尊敬の念を持つ。きっと、彼はこれからも変革し続けていくに違いない。

そういえば、私がファンになって憧れを感じるのはそのようなタイプの人が多い。ジャズ・ミュージッシャンのマイルス・デビスは頂点に達するとそれを惜しげもなく捨て去って新しいことに挑み、暫くは周囲から十分な理解を得られずともいつのまにかそれを突き破って再度、頂点に達していくことを繰り返した革新者だったし。

もう一人、学生時代から愛読したSF作家で故ロバート・A・ハインラインも革新者だった。常に彼自身の考え方や人生観が進化していき、そこから描き出す未来社会にそれこそ憧れたものだった。

実は、そのハインラインが35年前(インターネットなんて影も形も無い時代)に描いた21世紀の未来社会(それも中央集中への対抗社会としての地方社会!)にコンピュータネットワークが登場し、今のインターネットの行く末を予言してくれている。かつ、彼はその後に発表した作品の中でそのコンピュータネットワークそのものを進化させ続けており、私は現実社会でそれをおっかけるのに一生懸命。

そうでなくてもインターネットは進化が激しく、世界中でいつも誰かがインターネットに新しさを発見付け加えていくので、一時も気が抜けない感じ。地方であってもその影響はダイレクトにやってくる。革新者気質でなければネット商売は取り組めない?

そのような“革新が当たり前のインターネット時代”だからこそイチローはカッコイイ。

平成13年11月22日